ジルちゃんは慢性腎臓病があり、週に2回注射に通ってもらい、一度痩せてしまった体重が徐々に回復してきたところでした。
先月の末に誕生日だったため、Facebookに写真を載せるため、10月の最初の通院の日に写真を撮らせてもらいました。ここのところ食欲が出てきているとのことでした。
普段怒りん坊なのですが、いい表情の写真が撮れて、私自身自画自賛でした。
しかし、この写真を撮った30分後ほど、自宅に帰ってから様子がおかしいとのことで電話があり、再度病院に来てもらったら呼吸も心臓の動きも止まっていたのです。
この日の注射もいつもどおりで変なところに針が刺さったわけでもなく、出血させたわけでもなく、特別薬を混ぜていたわけではありません。普段どおりに注射して、投薬を済ませて、呼吸も苦しそうとかそういうわけでもなく、注射が終わったら自分からキャリーの中に入っていきました。
そんな子が、1時間も経たないうちに、呼吸も心臓も止めて再び目の前に現れたのです。そして、飼い主様に「死亡を確認しました」と伝え、それ以外の言葉は何もでてきませんでした。
年に1-2回、「ついさっきまで元気だったのに突然動かなくなった」ということで、亡くなった状態で病院に来られる患者様がいます。突然亡くなる場合、おそらく心臓か脳に急な機能障害が出ているのだと思われます。ジルちゃんもおそらく、心臓か脳に突然トラブルが起きてしまったのだろうと思われます。
ジルちゃん、君が通院しなくなって早くも2週間くらい経ちますが、とても寂しいよ。しかし、、、私より飼い主様の方がもっと寂しいし悲しい思いししていると思います、それは計り知れないほどだと思います。
そんなジルちゃんの写真を載せるかどうか迷いましたが、せっかくいい写真が撮れたし、病気をもっていて辛い思いもあっただろうけど、せっかく11歳の誕生日を迎えたのだから、みんなにお顔を見てもらおうと思い、ブログを書かせていただきました。
たくさん通院して、顔を見せてくれてありがとう。
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