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  • 7 分前
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先週あったことをつぶやきます。


前回のブログで書いたSFTS(重症熱性血小板減少症候群)ですが、


先週そのSFTSが疑われる猫ちゃんがうちの病院に来ました。(結果違いましたが。)


発熱があり、元気食欲がない。血液検査をしたら、血小板数が少なく、白血球の減少があり、黄疸、肝酵素の上昇、、、


そして、外に出かける猫ちゃんでした。


ダニは見当たりませんでしたが、SFTSを疑うには十分すぎるくらい条件がそろってしまったのです。


結果、SFTSではありませんでした。ただ、その猫ちゃんは亡くなってしまいました。



新潟県内のマダニでSFTSのウイルスを保有しているものもいるということはわかっております。


新潟で人が発症したり犬とか猫ちゃんとかの発症したりはまだありません。



何が言いたいか。



今回の件で今後の獣医療のあり方を考えていかないといけないなぁと感じました。


というのも、初めからSFTS疑いませんでした。血液検査の結果をみて初めてSFTSを考えたのです。


その猫ちゃんを診る前も具合が悪い子猫ちゃんが来ていて、診察も詰まっていたので焦っていたのもありますし、まだ外は寒くてダニとか何も考えていませんでしたし、新潟でまだ症例が出ていませんし、、、。


血液検査の結果が出てからSFTS対策で看護師さんに防護衣をきてもらったのですが、採血を行う時点で対応しなければなりませんでした。


あぁ、、、看護師さんに感染させてしまった、、、飼い主さんにも感染させてしまったなぁ。


獣医師の本質は、動物の病気を治すことだけではありません。動物医療を通して人の健康を守ることこそが大事な仕事になります。


獣医師として、飼い主さんにも看護師さんにもリスクを背負わせてしまった、、、検査結果が出るまでの1週間の間後悔の念に苛まれておりました。


検査結果は先ほどの通り陰性でした。


しかし、肝心な猫ちゃんは亡くなってしまいました。


SFTSを疑った時点で、どうなるかと言うと、入院治療になります。自宅に帰して、飼い主さんや他の同居猫に移してしまうリスクを回避しなければならないからです。


ただ、入院させても、点滴流して、対症療法のみです。追加検査するにも治療の経過観察で血液検査行うにしても、SFTSの場合、感染のリスクがあるのでなかなかできないのです。


SFTSじゃない病気であったとしても、SFTSを疑った瞬間に検査とか治療に制限があるので、対応が遅れてしまうのです。


結果、原因がよくわからず、そのまま猫ちゃんは息を引き取っていきました。。。



獣医師として、外に猫ちゃんを出すことは推奨しません。でも、、、たまに診察で来られるのですが、窓から外を楽しそうに眺める猫ちゃんもいて、仮に外に出るのを楽しみにする猫ちゃんがいたとしたら、その猫ちゃんの自由を奪うのもどうなのだろうかという気持ちもないわけではありません。


ただ、リスクがあるということだけはご承知の上で外に出すことを考えていただきたい。交通事故しかり、外猫ちゃんとの喧嘩しかり、今回のSFTSしかりです。


小さいうちからお家の中にずっといても楽しみを見出せる生活を猫ちゃんに提供するのが飼い主の役目でもあるかもしれません。



さて、



先日から病院に一つ張り紙を貼らせてもらいました。外に出る猫ちゃんで体調がすぐれなく来院された際は、受付で一言お申し付けください。



つぶやきの割に長々書いてすみません、最後まで目を通していただきありがとうございます。


皆様もお体をお大事にしてください。







 
 
 

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