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  • 執筆者の写真: haraherimasita8484
    haraherimasita8484
  • 9月22日
  • 読了時間: 2分

ブログの更新が滞り、かつ本日の午後の診察お待ちする時間が長くなり申し訳ございませんでした。


緊急で手術が必要になったねこちゃんがいたので、午後の診察の途中で手術を行わせていただきました。


緊急手術したねこちゃんを見ながら、午後の診察のカルテを入力しつつ、ぴーちゃんと過ごしております。


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ぴーちゃんはごはんを食べ始めました。


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ごはんを食べているのを邪魔していたら、不貞腐れました。


さて、午後の診察に、あと1週間後くらいに出産予定のねこちゃんが来ました。2-3日前から食欲が落ちていて、今日はほとんど食べず、体温が下がっているということで来ました。


ねこちゃん、出産前に体温が1℃下がるのが正常ですが、、、それにしては出産を迎えるには早すぎるし元気がなさすぎるのです。


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レントゲンを撮ってみると5頭赤ちゃん猫がいました。


超音波でおなかの中の赤ちゃんねこを見てみると、心臓が止まっている子もいるのです。心臓が動いている子も心臓の動きが鈍くなっている子もいたのです。なにかがおかしいのです。。。


お母さんねこちゃんは血液検査で重度の貧血があり、手術も怖かったのですが、お母さんねこちゃんの元気がない原因が妊娠していることにありそうだったので、緊急で帝王切開を行いました。


おなかをあけて気づいたのですが、どうも子宮が捻じれていたのです。結果、子宮に向かう血管も捻じれてあかちゃんねこに向かう血液も滞っていた様子でした。


あかちゃんねこを急いで取り出して、看護師さんたちに蘇生をしてもらったのですが、5頭とも残念ながら助かりませんでした。


お母さんねこちゃんは子宮が捻転し、卵巣と子宮の一部が血行不良で変色していたため、卵巣子宮を摘出を取らざるを得ない状態でした。


術後3時間ほど経ち少しずつ体温が上がってきていますが、まだ低体温が続いているため、しばらく近場で様子を見ている状態です。


時間潰しと言っては言葉が悪いんですが、今日のできごとをブログで書いた次第です。



私自身、子宮捻転を見るのが初めてでした。妊娠・出産にこんなリスクがあるのかと悲観した1日でした。


子宮捻転の猫ちゃん他、他にも重症なわんちゃんがいるため、今日は夜な夜な入院している子たちの観察します。


明日は祝日なのでお休みの方が多いと思います。皆さま、ぜひ、よい休日を!

 
 
 

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