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最近まで暑い日が続いていたと思いきや、急の寒くなりましたね。


寒くなって、わんちゃんやねこちゃんたちの飲水量が減るためか、おしっこのトラブルが増えてきたような気がします。


ぴーちゃんも「膀胱炎とか尿道閉塞が増えてダメだー」と朝から腕をばってんにしていました。(本当はひなたぼっこしているだけです)



10月に入ってから、おしっこ中に結石や結晶ができて、それが尿道に詰まってしまう尿道閉塞という状態できたねこちゃんが3頭くらいいました。


尿道が詰まってしまうと、おしっこが出ません。最悪亡くなってしまう子もいますし、尿道を開通させて状態が悪いと数日入院、尿道が開通できないと手術を要する子もいます。


おしっこ中に結石や結晶が出ていると、食べているものが原因で起こってくることもあるので、お食事を尿路結石対応の食事に変えてもらうことがあります。


加えて、ねこちゃんの飼い主様に見直してもらいたいこととしては、トイレの環境です。トイレ環境がねこちゃんにとって気に入らないと、そこから膀胱炎に繋がり、尿道閉塞に発展することがあります。


私が膀胱炎や尿道閉塞を起こしたねこちゃんにトイレのお話をするときは、


① トイレの個数が適しているか。できればねこちゃんの数プラス1個あるといいと言われています。


② トイレの大きさが適しているか。ねこちゃんの体の1.5倍くらいの大きさのものがいいようです。


③ トイレに屋根が付いていないか。屋根付きのトレイは匂いがトイレ内にこもってしまい、我々が外の臭いがきつい公衆トイレに入るような感じになるようです。


④ トイレの砂が、ねこちゃんの好みかどうか。ねこちゃんは細かい砂が好みのようです。


⑤ トイレの場所が適しているかどうか。我々もトイレをしているときに「誰かに見ててほしい」とおもわないように、ねこちゃんもトイレしているときはひとや他のねこちゃんに邪魔されない方が安心しておしっこができます。


以上5点のことをお話する・・・かな?あと、できるだけ清潔に保ってほしいということもでしたね。


ねこちゃんのトイレに関しては、私が大学の6年生の頃に、行動学の先生の授業で教わりました。大学を卒業してから8年半経ちますが、ねこちゃんのトイレの好みに関しては時代に合わせて流行があるわけではないと思います。



宣伝ではござませんが、その行動学の先生が書いた本です。自分が今ブログで書いたような内容が、この本の中に書かれています。


自分は、大学の授業の復習のつもりで買って読みましたが、ねこちゃんの飼い主様が読んでもおもしろい内容だと思います。気になる方は是非。


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