- haraherimasita8484
- 7月24日
- 読了時間: 2分

市外から来ていただいているちっぷちゃん、今月の23日で17歳になりましたので写真を撮らせていただきました。おめでとうございます!
なかなか正面を向いてくれず、キャリーの中に入って落ち着いてくれたところで正面を向いた写真が撮れました。
さてさて、
ちっぷちゃんは、去年秋くらいに具合が悪く、来院しました。
血液検査を行ったところ、腎臓の数値が悪く、慢性腎臓病という診断でした。
高齢猫ちゃんで非常に多い病気になります。腎臓病で亡くなってしまう猫ちゃんたくさん見てきましたし、ここ最近も亡くなったがいました。それだけ多い病気です。
ちっぷちゃんも残念ながら高齢です。少しずつ腎臓が傷んできてしまい、症状が出てきてしまったようでした。
慢性腎臓病になるとたいがい、お水をたくさん飲むようになります。が、それ以上にたくさんおしっこも出てしまい、体に水分が十分に足りず、おしっこから体に不必要な老廃物の排泄がうまくいまなくなります。
慢性腎臓病になって、血液検査の数値がある程度高く、症状が出ている場合など、皮下脂肪に動物の体液に近い水分を入れる「皮下点滴」とか「皮下補液」と言われることをします。水分をたくさん入れて腎臓が働きやすいようにするのです。
ちっぷちゃんも皮下補液にこまめに通ってもらい、次第に食欲も出てきてくれました。治療を始めて、9ヶ月近く経ち、誕生日を迎えてくれたのです。これも飼い主さん、ちっぷちゃんのがんばりによるものだと思います。


なかなか正面を向いてくれませんでしたね。来年も写真を撮れるといいです。



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